まるのんのフォトはなし

日常スナップを中心とした写真とおはなし。

「5」でひとつのチーム

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「5」でひとつのチーム

EOS 5DMKⅡ EF24-105mm f4.0L IS USM 7s F11  露出補正 三脚使用 WB補正

 

 

「5」でひとつのチーム。

何かを成し遂げようするのはにはちょうどよい。

コミュニティは小さ過ぎても大き過ぎてもだめで、

そこに属し、率いていくには「5」がちょうどよい。

 

花火職人が緻密なさじ加減で、

夜空に彩ったこの5つの花は、

規律正しく並び、

その一瞬の感動を当たり前のように演じている。

 


 

 スターマインは次々に打ち上がるため、

花火職人の仕事をイマイチ実感することがありません。

次々に打ち上がる花火は、乱打で激しければ、

そしてそこに色合いがあれば、

あるいは垂れ花火を混ぜておけば、

それなりに綺麗で感嘆な声があがります。

 

しかし、この写真はその合間の一瞬の中に

対称性をもって花咲かせる職人芸を見た気がしました。

 

さて、写真を撮影する時にはJPEGで撮影をする他に、

RAWデータで撮影することもあります。

 

RAWデータで撮影しておくと、

PC上で現像ソフト(フォトショップ等)を用いることで、

明るさ(露出)や色味(ホワイトバランス)などを

ある程度チューニングすることが出来ます。

JPEGでも可能ですが、

RAWの方が劣化や出来る事が格段に増えます。

 

花火のデータを現像することも初めてでしたが、

露出やWBの微調整はもちろんですが、

コントラストを強めにしたり、

白レベルを下げ、黒レベルを上げることで

より夜空と花火の明暗を強調できるようです。

(完全に自己流なので、セオリーに反してるかもしれません)

 

現像は邪道だという意見もあるかもしれませんが、

自分のイメージに沿って作品を作るという意味では、

撮影前の準備、撮影、現像とそれぞれに

思い入れがあってよいと思っていますし、

それで自分なりの作品作りも楽しくなります。

 

私はスマホ等気軽に撮影できるツールがある中でも、

一眼レフを携えているのはこの一連の楽しみのためです。

気軽なツールがあるために、

その楽しみを失うことは残念な事なので、

今後も作品作りを楽しみたいと思います。

 

この後は単発もので地味な写真になりますが、

あと少し、お付き合い下さいませ。