別れの先に
EOS 5DMKⅡ EF70-200mm f2.8L IS II USM 1/200s F3.2
風が吹くたびに桜の花びらが舞いあがる光景は
とても美しく、うわぁと感嘆の声があちこちであがります。
ひらひらと舞う桜の花びらにちょっとした儚さを感じながら、
春の始まりと季節の移ろいを教えてくれるようです。
桜は別れや出会いの象徴のようなものです。
別れを惜しみ、散りゆく桜をみながら切なくなったり、
しかし、その先にある新たな出会いを期待したりします。
いつまでも、この別れと出会いがもたらす
豊かな感情と寄り添いながら日々を送りたいものですね。
歳を取るにつれて、別れも出会いの機会も少なくなりがちです。
散りゆく桜を見て、別れに想いを馳せると共に、
新たな出会いにまた感謝をするような生き方を続けていきたいものです。
会社、学校、クラス、コミュニティなど
新たなスタートとなるこの季節。
別れを惜しんでいる暇はないですね。
そんな出会いにウキウキしたり、
うまくいくかなと漠然とした不安をあったり。
でも、そういう揺れる感情がより豊かにしてくれるのです。
風の動向によるため、散り舞う桜の動向は予想が出来ません。
また散り舞う花びらを写真に収めるために幹を構図に組み入れました。
散っていく花びらを瞬時に捉えるために、
絞りを解放してシャッタ速度もそこそこ早く設定しています。
その上、奥に続く幹を使って奥深さを出すために、
敢えて手間の大樹を右側に前ボケでいれています。
また、菜の花とのバランスを見て地面までフレームに入れ、
紫色の花も色彩豊かにするために入れています。
この紫色の花は引き算の理屈から余計だったかもしれません。