稲穂に笑う
EOS 5DMKⅡ EF24-105mm f4.0L IS USM 1/160s F9 露出補正 WB補正 フィルター処理(油彩) HDR処理
2020年は梅雨時の雨が多く、日照不足が懸念されていました。
それでもその田んぼには綺麗な稲穂をつけた田んぼが一面に広がっていました。
ここで出来たお米を毎年頂くのが小さな私の幸せなのです。
暑さも若干和らいだ夕陽に照らされた田んぼを散歩していると、
ほっこり幸せになるようなかかしがお出迎えしてくれました。
コロナ禍で大きく私たちの生活も変わりましたが、
この田んぼには今年もいつもと変わらず光景が広がっていました。
日々の喧騒が嘘のように広く、緑の絨毯がしきつめられています。
減農薬の田んぼには蛙が跳ね、無数のシオカラトンボが舞っています。
その自然のありがたさを感じながら、
このかかしのように笑顔で日々を過ごしたいなと思いました。
写真についてです。
完全に自己流なのでセオリーとかよく知りません。
右側から差し込む夕陽をそのまま取り入れ、フレアが乗っても気にしません。
かかしの顔の側面にその陽が当たるようなイメージで撮りました。
現像ではこの光景がまるで絵画のようだなと感じたため、
ほぼ使ったことのないPhotoshopを使い、
HDR処理の後に、フィルター処理で油絵を施しました。
色調などは予めLightroomでやや派手目に現像しました。
写真として邪道かもしれませんが、この時の光景を前にした心象を
うまく表現できたかなと自画自賛しています。
本当はもう少しPhotoshop使いこなせるといいのかもしれませんが、
徐々に勉強していきたいなと思います。